1953年8月14~15日 南山城豪雨
2013年08月14日 08:37
京都府南部を中心に死者105名。朝日新聞により日本で初めて「集中豪雨」の語が使用される。
www.data.jma.go.jp/obd/stats/data/bosai/report/1953/19530811/19530811.html
南山城の大雨
昭和28年(1953年) 8月11日~8月15日 |
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京都府・三重県境で局地豪雨。
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概要
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8月13日に、サハリンからオホーツク海に進んだ低気圧から伸びる寒冷前線が、北海道の南東岸から東北地方北部を通って朝鮮半島中部に達して停滞した。 14日には南下して東北地方南部から北陸、近畿北部に停滞した。このため東北地方では大雨となり、山形県や秋田県を中心に被害が発生した。 15日には前線はさらに南下して関東地方南部、東海、山陰に達し16日まで停滞した。京都府南部、滋賀県南部、三重県、奈良県では14日夜から15日朝にかけて雷を伴う豪雨となった。特に京都府和束町湯船で400mm以上の大雨が降った。京都府では、木津川上流での土石流や、井手町での大正池の堤防決壊により、300名を超える死者・行方不明者が出た。滋賀県でも多羅尾村(現:信楽町)で山崩れにより40名を超える死者が出るなど大きな被害があった。
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